天理台湾学会
天理台湾学会は台湾に関する学術研究団体です。
2019年5月より、新ウェブサイトの運用を開始しました。旧ウェブサイトはアーカイブとして残しています。
最新情報はページ下部の「更新情報」をご覧ください。
ABOUT
「天理台湾学会」は、台湾に関する学術研究の発展促進と、研究者相互の発表研鑚の場として、1991年に発足した「天理台湾研究会」として始まりました。同年6月に第1回研究発表会並びに発会総会を行い、その後毎年大会を開催してきました。そして、研究発表要旨並びに論文などを掲載した『年報』(『天理臺灣學報』)を発行しています。
1995年に「天理台湾学会」と名称を改め、2000年7月1日、2日には第10回記念大会を開催しました。その後、2005年度は天理台湾学会第15回研究大会を記念し、発足以来初めて台湾台北市において大会を開催し、2010年度は第20回研究大会を記念し、2010年9月に台湾で記念大会を開催いたしました。そして、2015年度は第25回研究大会を記念し、2015年6月に天理大学で記念大会を開催、第30回研究大会はコロナ禍のもと、2021年7月3日(土)に初めてオンラインで開催致しました。
次回、第33回研究大会につきましては、2024年7月6日(土)、天理大学にて開催予定です。
おしらせ
・天理台湾学会第32回研究大会を開催致しました。多数の方のご参加、誠にありがとうございました。
・「天理臺灣學報」、「投稿規定」、「理事・名誉理事」のページを更新しました。
・「天理台湾学会規定」を掲載しました。
研究大会
2023年度 天理台湾学会第32回研究大会
日時:2023年7月8日(土)
場所:天理大学(本館3階、第一会議室)
参加費:1,000円
9:30 受付開始
10:00 開会
10:05~11:50 午前の部(研究発表) 司会:塚本善也(中国文化大学)
1.曾秀萍(国立台湾師範大学)
「台湾本土の民俗とクィアのディアスポラ、トラウマとその修復―陰と陽、生と死を越境する台湾の下層階級クィア映画について」
コメンテーター:劉靈均(大阪公立大学)
2.林莉莉(国立台湾師範大学大学院生)
「台湾家父長制度下における同性愛者の「家逐い」トラウマ―陳俊志『台北爸爸 紐約媽媽』を例として」
コメンテーター:劉靈均(大阪公立大学)
3.宋元祺(関西学院大学大学院生)
「朱西甯「鉄漿」時期の作品における打算的な小市民像―「大布袋戯」「余燼」をめぐって」
コメンテーター:王恵珍(国立清華大学)
11:50~13:00 昼食
13:00~14:45 午後の部(研究発表) 司会:今井淳雄(天理大学)
1.黄美恵(中国文化大学)
「台湾人元日本兵に関する補償問題―日本政府の対応を中心に」
コメンテーター:松田ヒロ子(神戸学院大学)
2.呉素汝(東海大学)
「人口構成の変化から見る台湾「伝統市場」での使用言語」
コメンテーター:中川仁(明海大学)
3.沈美雪(中国文化大学)
「日本統治期における「本島人」俳句作家の戦争俳句―皇民化政策が俳句に与えた影響」
コメンテーター:高橋明郎(香川大学)
14:45~15:00 休憩
15:00~16:00 講演
森美根子(台湾協会)
「台湾美術―その歩みに刻まれた日台の絆」
司会:前田均(天理大学)
16:00~ 総会、記念撮影(研究棟正面玄関前階段)
18:00~ 懇親会(パークサイドビレッジ)*事前申込制
お願い
発送した大会案内などが「転居先不明」で戻って来るケースが発生しています。
住所・連絡先・所属先などに変更がありましたら、郵便またはE-mailなどで事務局までご連絡ください。
所在地
〒632-8510 奈良県天理市杣之内町1050 天理大学
天理台湾学会
Tel&Fax : 0743-63-7413
E-mail : tenritaiwan@gmail.com (@は半角に修正してコピー&ペーストしてください)
会長
山本 和行(天理大学)