天理臺灣學報・投稿規定

投稿規定

本学会は、標記学会誌第20号までの投稿規定を、次号の第21号以降は以下のように改正し、本規定に基づいて、年1回の発行を行うこととする。

本規定は、第21号より実施するものとする。

天理台湾学会

天理台湾学報投稿規定

1.資格:天理台湾学会会員

2.内容:研究論文・調査報告・研究ノート・資料紹介・書評

3.使用言語:日本語

4.書式:MSワード、横書き、B5、36字×36行、15ページ程度(20ページを越えない)。

  図表・参考資料・参考文献・注等もこの範囲に含む。

5.要旨:論文には標題のあとに、要旨(400字以内)を必ずつけること。

6.キーワード:要旨の後に5語以内でキーワードを記すこと。

7.原稿提出:原稿は、emailに添付した電子ファイルで送付すること。同時に、プリントアウトした原稿も学会宛に送付すること。

  なお、原稿で使用した図表等の原版も送付すること。

8.添付情報:次の点を記した別紙を添えること。

  論文題名・執筆者・所属機関・分量(36字×36行×○○枚)・連絡先(住所・電話番号・FAX番号・e-mail)。

  論文題名・氏名・所属の英文表記。

9.仕様:原稿作成の際の仕様は以下の通りとする。

  1)ページレイアウト

   ・ 余白 上下25mm  左右20mm  (ノンブルなし)

   ・ 一段取り 36行

   ・ 一行 36字

  2)フォント

   ・ 本文:MS明朝 11ポイント

   ・ 標題:標題部として、約8行分をあてる。

      1)標題 MS明朝 16ポイント(なお副タイトルは12ポイント)

      2)執筆者名 MS明朝 12ポイント

      3)所属機関名 MS明朝 9ポイント

   ・ 要旨、キーワード:MS明朝 10ポイント

   ・ 注、参考文献:注は後注(「文末脚注」)とし、参考文献は一括して注のあとに列記すること。

     注、参考文献の見出しは、MS明朝 11ポイント、内容はMS明朝 9ポイントとする。

     なお、書式については編集委員会で統一する。

10.締切:学会開催年度の12月末日(但し、記念大会開催の年は別途設定する)

11.宛先:天理台湾学会 『天理台湾学報』編集担当 今井淳雄

      〒632-8510 奈良県天理市杣之内町1050 天理大学国際学部気付

      E-mail: imai@sta.tenri-u.ac.jp (@は半角にしてください)

      ※第33号より編集担当がかわり、提出先アドレスが変更になっています。ご注意ください。

(付記)

(1)原稿等の返却は行いません。

(2)投稿された論文等は、理事会が委嘱した複数の査読者が査読を行います。査読の結果によっては、掲載不可となることや、改稿のうえ再査読を経て掲載可/不可となることがあります。これらの査読結果は4月初旬にご連絡します。

ご要望に応じて、査読証明書を発行致しますので、お申し出ください。

(3)投稿掲載の場合は、掲載号1部と抜き刷り20部を進呈いたします。更に抜き刷りを希望される場合は、実費にて申し受けます。

天理台湾学会編集委員会規則

(1)編集委員会は『天理台湾学報』を編集・発行する。

(2)編集委員会は編集委員長1名、編集委員若干名で構成する。

(3)編集委員長は理事の中から会長が任命する。

(4)編集委員は編集委員長が専門分野を考慮して会員の中から選ぶ。

(5)編集委員会は査読結果をもとに投稿論文の採否を決定する。

(6)編集委員会は書評・寄稿を依頼することができる。

付則:この規則は2015年8月1日の理事会によって承認され、発効する。

『天理臺灣學報』第33号(2024年7月)

記念講演

台湾美術―その歩みに刻まれた日台の絆 森美根子 1

論文

本島人俳人・王碧蕉の俳句観―台湾の季節感と「俳句の大東亜性」に関する言説を中心に 沈美雪 19

王詩狼の広州時代―空白を埋める試み 宋元祺 37

書評・新刊紹介

中川仁『台湾語研究と「言語の民主化」』(近現代資料刊行会、2023年) 土屋真一 55

許賢瑶『台湾茶業史研究』(台北・楽学書局、2023年) 高佳芳 59

相良啓子『日本手話の歴史的研究―系統関係にある台湾手話、韓国手話の数詞、親族表現との比較から』(ひつじ書房、2024年) 前田均 65

追悼

金子和正先生の御逝去を悼む 佐藤浩司 69

彙報

理事会記録・天理台湾学会規定・『天理臺灣學報』投稿規程・執筆要領

『天理臺灣學報』第32号(2023年7月)

記念講演

台湾文学を求めて―鍾理和、葉石濤、鍾肇政、鄭烱明から呉濁流『台湾文芸』の創刊に遡及する 澤井律之 1

論文

「G線上のアリア」を奏でるとき―忘却された日本統治期台湾文学の再発掘 宋元祺 13

書評

山本芳美・桑原牧子・津村文彦『身体を彫る、世界を印す―イレズミ・タトゥーの人類学』(春風社、2022年) 山本和行 29

彙報

理事会記録・天理台湾学会規定・『天理臺灣學報』投稿規程・執筆要領

『天理臺灣學報』第31号(2022年7月)

記念講演

台湾の歴史と土地のために書く―私のポストコロニアル創作心得― 向陽 1

家へ帰るふたつの道―台湾原住民女性文学の豊かな景観と研究の道のり― 楊翠 19

論文

現代台湾文学における魔神仔表象の変容―怪奇譚が作り出すナショナル・アイデンティティー 倉本知明 27

彰化「黒色青年」の成立とその意義 白春燕 45

閩南語韻母と日本漢字音の対応―「長音」を中心に― 佐藤圭司 65

新刊紹介

張良澤主編『老人文学叢刊』シリーズ 金子昭 87

彙報

理事会記録・『天理臺灣學報』投稿規程・執筆要領

『天理臺灣學報』第30号(2021年7月)

論文

戦後日台両国における人間回復の試みとその失敗―呉明益『睡眠的航線』における三島由紀夫表象を手がかりに 倉本知明 1

研究ノート

大鹿卓研究:「野蛮人」再考―文芸時評を中心に 簡中昊 19

書評

柳書琴主編・陳萬益總顧問『日治時期台灣現代文學辭典』 下村作次郎 39

王恵珍著『譯者再現 台灣作家在東亞跨語越境的翻譯實踐』 下村作次郎 43

塚本善也『連環の諸相―日本統治時代の台湾とロシア人』 山本和行 49

彙報

理事会記録・『天理臺灣學報』投稿規程・執筆要領

『天理臺灣學報』第29号(2020年7月)

記念講演

天理教における普遍主義とその課題ー台湾を中心とした海外布教の視点からー 藤井健志 1

論文

日本統治初期雲林地方における「匪賊」の乱と紳士の役割―『雲林記』の記述から鄭芳春らの事績を検証するー 鄭正浩 15

大学生の客家語受容とその態度についての一考察ー客家語学習の開始動機を中心にー 羅濟立 31

王育徳の閩音系分布概況および親疎関係研究再考ー『閩音系研究』第1・2章ー 中澤信幸 47

山本孕江「熱帯圏」考ー『ゆうかり』における台湾句と台湾素材の研究ー 沈美雪 67

仙台に引揚げてからの濱田隼雄の著書と編書 松尾直太 85

植民地台湾における綴方教育の展開と教員ー『台湾教育』と『第一教育』を中心にー 大岡響子 115

1929年戯曲論争にみる台湾文学者の新文学受容ー張淑子、江肖梅、葉栄鐘を中心にー 白春燕 135

杉山平助の台湾旅行と台湾論 張家禎 155

研究ノート

日本における邱永漢文学研究の回顧 張季琳 171

新刊紹介

鄭正浩『一切都從朱丹灣開始ー雲林曲水園鄭家話舊』 佐藤浩司 197

追悼文

山田忠一先生の御逝去を悼む 佐藤浩司 201

追悼 小林公江先生 下村作次郎 203

報告・彙報

理事会記録・『天理臺灣學報』投稿規程・執筆要領

『天理臺灣學報』第28号(2019年7月)

記念講演

タマラカウの視点―原住民作家パタイの創作 魚住悦子 1

論文

「つぶやき」が浮き彫りにする現代の孤独―王聡威『ここにいる』を中心に 倉本知明 15

20世紀初頭台湾語語彙の残存状況について 中澤信幸・岩城裕之 31

書評・新刊紹介

木下知威編『伊沢修二と台湾』 白柳弘幸 51

川瀬健一編著『台湾で上映された映画の研究―1950(民国39)年~1951(民国40)年―』 佐藤浩司 57

追悼文

林瑞明先生を偲ぶ 松尾直太 61

謝謝、林瑞明老師! 井手勇 64

報告・彙報

天理台湾学会第1回台湾研究会報告

理事会記録・『天理臺灣學報』投稿規程・執筆要領

『天理臺灣學報』第27号(2018年6月)

記念講演

台湾における道教とシャーマニズム  佐藤浩司  1

論文

引揚後の濱田隼雄の伝記的考察―名取高校時代を対象として  松尾直太  19

邱永漢と林獻堂―小説「客死」をめぐって  張季琳  43

対話的翻訳が生み出すエクリチュール空間―陳黎の中国語俳句創作を例として  倉本知明  67

エリセーエフの台湾訪問をめぐる考察―「フォルモサ報告」を手がかりとして  塚本善也  83

東方孝義編『台日新辞書』所収語彙の特徴  中澤信幸・岩城裕之  97

書評

金湘斌・大久保英哲『纏足から天然足へ―日本統治前期台湾の学校女子体育―』(不昧堂出版、2015年)  山本和行  119

『台湾で上映された映画の研究 1945(民国34)年~1949(民国38)年』  佐藤浩司  125

陳藻香著・太田登修訂『西川満研究―台湾文学史の視座から―』(国立台湾大学出版中心、2017年)  下村作次郎  129

森美根子著『日本統治時代台湾 語られなかった日本人画家たちの真実』  前田均  135

報告・彙報

理事会記録・『天理臺灣學報』投稿規定・執筆要領

『天理臺灣學報』第26号(2017年7月)

記念講演

張文環作品の舞台を訪ねる 野間信幸 1

論文

中村孝志教授と台湾史研究(完全版) 鍾淑敏・許賢瑤 17

翻訳を通じて台湾に回帰した西川満の文学 王惠珍 47

引揚後の濱田隼雄の中央志向をめぐる考察 松尾直太 71

台湾語母語話者と日本漢字音 中澤信幸 93

書評

羅濟立著『日本語における台湾客家語との交渉―対訳辞書の「廣東語辭典」を資料として』 前田均 113

河原功著『台湾渡航記 霧社事件調査から台湾文学研究へ』 下村作次郎 117

追悼

登山者の学術にかける夢―楊南郡先生と私 孫大川 123

塚本照和先生を偲ぶ

父の死、その日 塚本善也 129

嗚呼、塚本先生! 佐藤浩司 132

笑容猶在―追憶塚本照和教授 張良澤(高橋明郎訳) 134

哀悼 塚本照和先生 中島利郎 136

塚本先生の古稀を台湾で祝う 岡崎郁子 137

塚本照和先生と台湾文学 下村作次郎 139

塚本照和先生の思い出 野間信幸 144

塚本先生と台湾と私 澤井律之 146

塚本照和先生との出会い、台湾との出会い 堤智子 147

恩師塚本照和先生を偲ぶ 林長河 149

塚本照和先生を偲びて 邱若山 153

塚本照和名誉教授を偲ぶ 張桂娥 156

報告・彙報

理事会記録・『天理臺灣學報』投稿規定・執筆要領

『天理臺灣學報』第25号(2016年7月)

記念講演

1970年代の国立台湾大学と留学生 岡崎郁子 1

記念シンポジウム

「過去最良の関係」―その現状と未来を考える 松本充豊 17

故宮日本展『国立』名称問題の検証 野嶋剛 19

馬英九政権の対日、両岸政策の実相―日台民間漁業取り決めを中心に 吉村剛史 33

馬英九政権期の日台関係と今後の展望 楊鈞池 53

論文

中村孝志教授と台湾史研究 鍾淑敏・許賢瑤 65

「行かない」「食べない」のイントネーションによる発話意図の聞き取り―台湾の学習者を対象に 洪心怡 87

台湾における郷土言語の学びと使用に影響を与える要因―嘉義県3校の小学校を事例として 呉素汝 101

台湾人日本語学習者と台湾語音―母語意識・居住地域等との相関から 中澤信幸 121

「還元」された野蛮人像―坂口䙥子の「蕃地」文学に関する一考察 簡中昊 141

調査報告

日本の飲食メニューにおける語彙使用実態に関する分析―台湾人旅行者のために 蔡珮菁 161

資料紹介

翻訳・エリセーエフ「フォルモサ報告」 塚本善也 181

書評

(新刊案内)鍾肇政《苦雨戀春風》および《日本火柴盒圖錄》 張良澤 195

張良澤・高坂嘉玲編『苦雨戀春風 青年鍾肇政初戀情書集』(秀山閣私家蔵版、2015年) 高橋明郎 196

張良澤編著『日本火柴盒圖録(1966年~1970年)』(秀山閣私家蔵版、2015年) 山本裕 200

山本和行著『自由・平等・植民地性―台湾における植民地教育制度の形成―』 冨田哲 205

追悼

黄霊芝さんを偲ぶ 岡崎郁子 215

報告・彙報

理事会記録・『天理臺灣學報』投稿規定・執筆要領

『天理臺灣學報』第24号(2015年6月)

論文

台湾を引揚げてからの濱田隼雄―仙台における文学活動の軌跡(1946-1962) 松尾直太 1

「マーヤ」をめぐる一考察―伝説はどう語られたか 塚本善也 21

坂口䙥子「曙光」論―戦時下における銃後女性の役割から 廖秀娟 37

日本漢字音中の長音と中国語韻母の対応研究―台湾人日本語学習者のために 佐藤圭司 53

自国文化紹介のシラバス作成のためのニーズ調査―艋舺龍山寺を中心に 林長河 73

祖先と祖霊の比較論考 黄柏棋 91

研究ノート

證厳法師の「慈済宗」宣言と慈済教学の形成―とくに2006年から2011年までの動きについて 金子昭 111

講演

台湾総督府文書と台湾史研究 檜山幸夫 125

書評

他山の石『台湾近現代文学史』の出版 王恵珍 143

追悼

蜂矢宣朗先生追悼 佐藤浩司、頼錦雀、邱若山 149

彙報

理事会記録、『天理台湾学報』投稿規定・執筆要領

『天理臺灣學報』第23号(2014年6月)

特別研究論文

台湾と佐藤春夫―1920年、そのアジア観・文明観形成の旅 邱若山 1

台湾における宗教の変遷―漢人宗教を例として(1945-2013) 張家麟 21

論文

日本における呉坤煌の文化翻訳活動について―1930年代の日本左翼系雑誌を中心に 王恵珍 31

音韻対立からみた台湾人日本語学習者の促音発音の誤り 洪心怡 53

「老兵」と原住民女性との婚姻―履彊「两個爸爸」一考察 久下景子 67

「中台協定の法制化」をめぐる政治過程―中国国民党・李登輝政権期を中心に 松本充豊 83

書評

木山三佳・多田恵・中川仁・吉田雅子編著『中国・台湾における日本語教育をめぐる研究と実践』 前田均 101

彙報

理事会記録、『天理台湾学報』投稿規定・執筆要領

『天理臺灣學報』第22号(2013年6月)

特別研究発表

植民地教育史研究と台湾歌人 磯田一雄 1

論文

庄司総一「月来香」論 廖秀娟 35

“美眉”と“北鼻”からみた台湾の言語現象 陳順益 51

研究ノート

『廣東語辭典』(1932年)の日本語・客家語同形語 羅濟立 67

『台湾紀行』異聞―語られなかった悲劇 堤智子 85

書評

黄意雯著『台湾文学作品に見る日本語借用表現』 前田均 97

彙報

理事会記録、『天理台湾学報』投稿規定・執筆要領

『天理臺灣學報』第21号(2012年6月)

特別研究発表

民間宗教の祭祀儀礼と台湾社会 鄭正浩 1

論文

在台内地人のプロレタリア文学―1920年代末の藤原泉三郎の諸作品を中心に 横路啓子 13

統治者が干渉する必要を感じない/干渉しきれない台湾語の空間―1950年代台湾における言語政策の一側面 森田健嗣 27

台湾統治初期の学校設置過程における台湾住民の「受容」 山本和行 41

馬英九政権と台湾の半大統領制 松本充豊 61

天理教の台湾伝道一世紀―時代の回顧と今後の展望 高佳芳 77

日本統治時代の台湾の包種茶業について 許賢瑤 95

彙報

理事会記録、『天理台湾学報』投稿規定・執筆要領

『天理臺灣學報』第20号(2011年7月)

第20回国際学術記念大会講演

翻訳で読む台湾原住民文学 下村作次郎 1

天理大学参考館所蔵「台湾岸裡文書」の学術的価値 鄧相揚(魚住悦子訳) 19

論文

藤原泉三郎とその台湾時代―文学活動を中心に 横路啓子 27

小説『玉卿嫂』と脚本『玉卿嫂』 久下景子 41

日本統治下台湾における近代的女性規範の受容―『台湾愛国婦人』漢文欄の考察 何純慎 57

台湾「日本語人」の文化表象―同人誌『友愛』を題材に 杉本麗華 67

現代台湾における「日本ポピュラー文化」の再構築―台湾製「偶像劇」をめぐって 金想容 81

研究ノート

台湾における戦後第二世代の作家の小説に見る日本語借用現象 黄意雯 95

彙報

付録・天理台湾学会規定、『天理台湾学報』投稿規定

『天理臺灣學報』第19号(2010年9月)

特別研究発表

画像と文学―佐藤春夫『殖民地の旅』―日月潭、霧社、能高越を例として 魏徳文 1

論文

皇民化期台湾の日本語短詩文芸と戦後の再生―台湾的アイデンティティの表現を中心に 磯田一雄 19

『台湾日日新報』「文芸」欄(1926-35)の役目―プロレタリア文学をめぐって 横路啓子 39

陳紀瀅『荻村の人びと』の書誌的考察 松尾直太 55

劉克明『広東語集成』(1917)の客家語語法学習 羅濟立 77

台湾における「尼特(ニート)族」の諸問題 許容敏 93

台湾における「日本語人」の形成過程についての一考察―日本人元居住者の証言に基づいて 杉本麗華 105

書評

羅済立著『統治初期の日本人による台湾客家語音韻、語彙の学習』 中川仁 121

新刊紹介

鄭正浩『漢人社会の礼楽文化と宗教―神々の足音』 佐藤浩司 128

黄淑妙『日本語習得の達成度分析―台湾人日本語学習者コーパス(CTLJ)の構築と分析を中心として』 前田均 129

彙報

付録・天理台湾学会規定、『天理台湾学報』投稿規定

『天理臺灣學報』第18号(2009年7月)

論文

台湾俳句における情報量のequivalenceについて―黄霊芝の俳句論をてがかりに 磯田一雄 1

台南蘭砦址にまつわる対談における位相の差異―佐藤春夫と日影丈吉の見た台湾の闇 紙村徹 17

日本統治期台湾人入学制限のメカニズム 王耀徳 35

現代台湾における「日本イメージ」の生成―日本風テレビコマーシャルを手がかりに 金想容 53

明治期の天理教台湾伝道 深川治道 67

資料

日本時代に台湾で上映された映画―1937年(昭和12年)~1938年(昭和13年)総目録 川瀬健一 79

新刊紹介

中川仁『戦後台湾の言語政策―北京語同化政策と多言語主義』 前田均 131

彙報

付録・天理台湾学会規定、『天理台湾学報』投稿規定

『天理臺灣學報』第17号(2008年6月)

論文

黄靈芝俳句観の展開過程―「台湾俳句」に向かうものと越えるもの 磯田一雄 1

日本統治時代の霧社群(タックダヤ)の部落の変遷 鄧相揚(魚住悦子訳) 19

台湾における天理教一世紀の伝道―その実態と今後の課題 高佳芳 43

日本的風土の中における台湾生まれの宗教福祉活動―慈済基金会日本支部の活動事例を通じて 金子昭 57

『廣東語會話篇(1916年再版)』からみる日本統治初期の日本人による客家語語彙の学習―「語構成」「意味分野」「語意」の分析 羅済立 73

『彼女は何処へ?』考 劉海燕 87

台湾原住民村落における部落発展再考―観光事業と伝統文化教育の連関に着目して ヤユツ・ナパイ 107

研究ノート

雑誌《現代文學復刊》の容貌 久下景子 121

報告

第二外国語としての日本語学習状況の分析と就職競争力の研究―澎湖科技大学を例として 王淑治 131

資料

日本統治時代の台湾映画史と施策―資料の発掘と聞き取り調査「日本統治時代に日本教育を受けた台湾人の戦後におけ

る映画鑑賞の状況と戦後すぐの台湾の映画状況」 川瀬健一 157

研究の動向

高一生生誕100周年記念国際シンポジウムにて―民族のアイデンティティを求めて 林麗英 173

彙報

付録・天理台湾学会規定、『天理台湾学報』投稿規定

『天理臺灣學報』第16号(2007年6月)

特別研究報告

台湾民間戯曲の変化と不変化 林鋒雄 1

論文

日本統治時代の台湾映画史と施策―資料の発掘と聞き取り調査 川瀬健一 11

戦後台湾の言語状況―媒介語としての日本語 堤智子 51

戦争、同化と公民身分の追及―「志願兵」について 莫素微 63

張文環在日期間中の小説における日本語表現―誤用分析の観点から 黄意雯・高野史恵 91

資料

『天理臺灣學會年報』第十五号目次 天理台湾学会第十六回大会プログラム 103

彙報

付録・天理台湾学会規定、『天理臺灣學報』投稿規定

『天理臺灣學報』第15号(2007年6月)

記念講演

台湾文学研究のおもしろさ、むずかしさ、そして今日的意味 河原功 1

臺灣文學研究之樂與苦、及今日之時代意義 河原功 9

台湾史における日本植民地時代の意義 呉密察 17

日本殖民時代在臺灣史上的意義 呉密察 29

特別講演

ペンで歌う―台湾原住民文学誕生の背景と現況、そして展望 孫大川 39

論文

戦後台湾における天理教の展開 藤井健志 63

『台湾日報』の「学芸欄」について 松尾直太 77

台湾包種茶の沖縄への移出について(1908-1943) 許賢瑤 103

台湾の新電影―1980年代を中心に 川瀬健一 115

呪縛された男―40年代呂赫若作品群 羅玠旻 131

日本統治期日本人作家小説における台湾語使用―台湾人作家との比較を通して 黄意雯 147

台湾高等法院職員録から見た戦後台湾の言語状況―通訳という職種 堤智子 163

大正期における台湾女子教育 何純慎 177

台湾の外国人労働者政策についての論考―介護マンパワーを中心に 陳真鳴 187

台湾の若者による日本語作文―語彙から探る文化的影響 平澤佳代 207

資料

『天理臺灣學會年報』第十四号目次 天理台湾学会第十五回大会プログラム 219

彙報

付録・天理台湾学会規定、『天理臺灣學報』投稿規定

『天理臺灣學會年報』第14号(2005年9月)

論文

李祐寧監督 老兵たちの喜怒哀楽をえがく―『老莫的第二個春天(老兵の春)』を中心に 川瀬健一 1

台湾における日本の植民地時代の幼児教育について 林盈均 9

リンガフランカとして生きている台湾日本語の実態 簡月真 21

「献身」という身体の政治学―戦時下の植民地台湾における「志願熱」をめぐって 許時嘉 31

鈴木虎雄『葯房漫艸』をめぐって 森岡ゆかり 47

台湾における中国東北地区(旧満州)出身者―新京法政大学出身者を中心に 堤智子 65

研究ノート

台湾の社会保障に影響を及ぼした歴史的要因 陳真鳴 77

資料

『天理臺灣學會年報』第十三号目次 85

彙報

天理台湾学会第十四回大会/理事会等 付録・天理台湾学会規定、『天理臺灣學會年報』投稿規程

『天理臺灣學會年報』第13号(2004年6月)

論文

王童監督―台湾近代史四部作を中心に 川瀬健一 1

台湾葬儀における文化的意義と発展方向―潘氏の葬送儀礼を事例として 尤銘煌 15

坂口䙥子の移民小説と戦争協力 李文茹 29

台湾原住民族文学史の初歩的考察 下村作次郎 43

報告

「台湾の病友会―台中市開懐協会について」 深川治道 59

資料

民国60(1971)年の『台湾高等法院曁所属機関職員録(民国60年)』における職員数の貫籍別(出身省別)一覧表 堤智子 63

目次

『天理臺灣學會年報』第十二号目次 67

彙報

天理台湾学会第十三回大会/理事会等 付録・天理台湾学会規定、『天理臺灣學會年報』投稿規程

『天理臺灣學會年報』第12号(2003年6月)

論文

台湾映画100年の一断面―呉念真の「父さん」を中心に 川瀬健一 1

台湾に行われる大悲懺法の流伝について―『大悲心陀羅尼経』を中心として 呂淑玲 41

生涯学習社会の台湾における国民補習教育の実態 高佳芳 51

『可愛的仇人』と張文環 張文薫 61

龍瑛宗と『文藝首都』同人との交流 王恵珍 71

中村地平「長耳国漂流記」における台湾観 阮文雅 85

初級日本語教材について―構成および授業目標と指導方法 片田康明 97

大正、昭和期の台湾の地方財政(1920~1945) 傅奕銘 109

台湾小学校国語科実験教材にぽける現代日本児童文学作品の受容:資料 張桂娥 135

上海の劉吶鷗(彭小妍・原著) 堀川和美訳 139

目次

『天理臺灣學會年報』第十一号目次 151

彙報

天理台湾学会第十二回大会/理事会等 付録・天理台湾学会規定、『天理臺灣學會年報』投稿規程

『天理臺灣學會年報』第11号(2002年6月)

論文

高砂族児童用教科書の研究―『蕃人読本』を中心に 陳淑瑩 1

濱田隼雄の「蝙翅(ぺんしい)」について 松尾直太 13

台湾における「哈日」現象と日本語教育 頼錦雀 65

台湾小学校国語科実験教材における現代日本児童文学作品の受容 張桂娥 75

台湾におけるスリム志向の構築―女性と広告の間に生じる共犯関係を考察対象として 周典芳 97

目次

『天理臺灣學會年報』第十号目次 109

彙報

天理台湾学会第十一回大会/理事会等 付録・天理台湾学会規定、『天理臺灣學會年報』投稿規程

『天理臺灣學會年報』第10号(2001年3月)

公開講演

海の歴史から見た台湾 曹永和 7

国分直一先生にきく 金関恕 21

第10回記念大会特別シンポジウム

台湾原住民の悲哀―日本文学作品からの鳥瞰 河原功 37

台湾先住民族に対する宗教研究のながれを剖く(1895-1945) 黄智慧 49

二つのシャーマニズム 佐藤浩司 57

台湾文化建設の針路 張良澤 63

台湾民間宗教の伝承と変容 鄭正浩 71

台湾原住民のエスニック・アイデンティティをめぐる最近の動向 松澤員子 77

記念スピーチ

民族の抗いの血と涙 林瑞明(井手勇 訳) 79

論文

台湾の日本語学習者におけるアクセントに関する一考察 洪心怡 89

社会的変化から見る台湾での言語使用 林欣儀 99

坂口れい子の「時計草」を中心に―異民族統治への協力 王曉芸 111

台湾の「村上春樹現象」―公式ホームページに現れる読者を中心に 許均瑞 121

華僑の島・金門調査簡報 市川信愛 133

「サヨンの鐘」物語の生成と流布過程に関する実証的研究(1) 下村作次郎 145

目次

『天理臺灣學會年報』第九号目次 163

彙報

天理台湾学会第十回大会/理事会等 付録・天理台湾学会規定、『天理臺灣學會年報』投稿規程

『天理臺灣學會年報』第9号(2000年7月)

論文

台湾児童向け新聞「国語日報」における日本児童文学作品受容の概要―年代別・ジャンル別による考察を中心に 張桂娥 3

池田敏雄の〈敗戦日記〉の研究 陳艶紅 27

植民地末期におけるキリスト教主義学校の相克―淡水中学・女学校について 山本禮子 45

台湾における住民二分意識の時代背景―二二八事件勃発の心理的要素の解明を兼ねて 蘇進添 55

天理教の台湾伝道と梅華会 山田忠一 73

目次

『天理臺灣學會年報』第八号目次 79

彙報

天理台湾学会第九回大会/理事会等 80

付録・天理台湾学会規定、『天理臺灣學會年報』投稿規程

『天理臺灣學會年報』第8号(1999年7月)

論文

台湾文学と華文文学 杜國清 1

日拠時期台湾における華僑学校開設顛末―台湾華僑史研究の一環として 市川信愛 9

台湾における天理教の布教―飾大分教会の場合 竹川俊治 28

戦時動員の台湾少年工について 保坂治男 32

目次

『天理臺灣學會年報』第七号目次 34

彙報

天理台湾学会第八回大会/理事会等 付録・天理台湾学会規定、『天理臺灣學會年報』投稿規程

『天理臺灣學會年報』第7号(1998年6月)

論文

戦時体制下の日本人作家 井手勇 1

2・28事件と日本教育 堤智子 49

1871~1874年台湾事件をめぐる諸問題の検討―長崎県立長崎図書館所蔵「日・清外交書翰文」の内容をかねて 徐興慶 61

濱田隼雄のヒューマニティ―「黄榮燦君」と「木刻画」 陳藻香 85

日本移民村からみる台湾住民の外来文化の受け継ぎ方(その1)―植民地時期における移民村の復元 黄蘭翔 101

日本統治時代台中都市プラン復元と都市構造の発展 齋藤晃 125

台湾都市原住民問題とその背景―魯凱族の原郷、屛東県霧台郷の「風景」 藤巻正己 145

目次

『天理台湾学会年報』第六号目次 159

彙報

天理台湾学会第七回大会/理事会等 付録・天理台湾学会規定

頒価

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第25号(2016年7月、¥2,000)

第24号(2015年6月、¥1,000)

第23号(2014年6月、¥1,000)

第22号(2013年6月、¥1,000)

第21号(2012年6月、¥1,000)

第20号(2011年7月、¥1,000)

第19号(2010年9月、¥1,000)

第18号(2009年7月、¥1,000)

第17号(2008年6月、¥1,000)

第16号(2007年6月、¥1,000)

第15号(2006年7月、¥2,000)

第14号(2005年9月、¥1,000)

第13号(2004年7月、¥1,000)

第12号(2003年6月、¥1,000)

第11号(2002年6月、¥1,000)

第10号(2001年3月、¥2,000)

第9号(2000年7月、¥1,000)

第8号(1999年7月、¥500)

第7号(1998年6月、¥2,000)

第6号(1997年6月、¥1,000)

第5号(1996年6月、¥1,000)

第4号(1995年7月、¥1,000)

第3号(1994年6月、¥1,000)

第2号(1993年4月、¥1,000)

創刊号(1992年1月、絶版・在庫のみ、¥1,000)