入会・会費・規定・過去大会

天理台湾学会の会員には普通会員(年会費 一般会員5,000円・院生会員3,000円)と、賛助会員(年会費1万円)があります。

入会には、会員の推薦理事会の承認が必要となっております。入会に関するお問い合わせは、E-mail等で事務局担当者までお願いいたします。

なお、台湾での会費振り込みは、年会費として一般会員NT$1,000・院生会員NT$500を下記の台湾の銀行口座にお振込みください。(2022年7月より、台湾の振込口座が新しくなりました。また、2024年7月より年会費が改定されています。ご確認ください)

年会費振込先(日本・台湾)

日本:郵便振替、加入者名 天理台湾学会、口座番号 00990-0-304439

台湾:彰化銀行 台北分行、口座名 TSUKAMOTO ZENYA塚本善也、帳号(口座番号) 50125002651900(口座名のローマ字・漢字は正確にご記入・ご入力ください)

(振込の際は「振込人名」(振込された方・会員のお名前)を指定・明記してください)

天理台湾学会規定

天理台湾学会規定

平成3年6月30日制定

平成8年6月30日改定

平成10年6月29日改定

令和4年7月2日改定

令和6年7月6日改定


第1条 本会は、台湾研究のための組織であって、天理台湾学会と称する。

第2条 本会の事務所は、天理大学(日本国奈良県天理市杣之内町1050)に置く。

第3条 本会は、台湾研究を進め、その発展をはかることを目的とする。

第4条 本会は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。

(1)年一回の研究大会の開催

(2)研究機関誌の定期的な発行

(3)台湾研究会およびその他の研究会、講演会、講習会等の開催

(4)国内および国外における諸研究機関とのあいだにおける研究交流および研究成果の交換

(5)その他目的達成に必要な事項

第5条 本会の会員は、台湾に関する研究に従事する者で、会員2名以上の推薦を受け、理事会によって承認された者とする。

(1)会員は、普通会員、賛助会員の二種とする。

(2)普通会員は年会費として5千円、賛助会員は年会費として一口1万円(もしくは一口3千台湾元)、一口以上納付するものとする。また、大学生・大学院生など、学籍を持つ普通会員については年会費を3千円とする。なお、台湾元で納付する場合は、年会費として1千台湾元、学籍を持つ普通会員については5百台湾元を納付するものとする。

第6条 本会に次の役員を置く。

(1)会長(1名)

(2)理事(若干名)

(3)顧問(若干名)

(4)名誉理事(若干名)

第7条 会長は、理事会によって推挙され、総会で承認されたものがなり、任期は2年とし、再任を妨げない。

第8条 理事は、任期を2年とし、各会員によって互選され、理事会を組織し、本会の運営に関する重要事項を審議する。

第9条 顧問は、会長の委嘱を受けたものがなり、本会の運営について会長の相談に応ずるものとする。

第10条 長期にわたり学会運営に多大な貢献をした会員は、会長の推薦と理事会の承認を経て、名誉理事としてその功績をたたえることができる。なお、会長による推薦は過去にさかのぼっておこなうことができる。

第11条 名誉理事は、理事選挙の際の被選挙権を有さない。

第12条 本会は年一回定期に総会を開き、必要により臨時に開くことができる。

第13条 本会は適当な地方に支部を置くことができる。

第14条 本規則は総会の決議を経て変更することができる。

以上

過去の大会

2023年度 第32回研究大会

日時:2023年7月8日(土)

場所:天理大学(本館3階、第一会議室)

参加費:1,000円

9:30  受付開始

10:00  開会

10:05~11:50 午前の部(研究発表)  司会:塚本善也(中国文化大学)

1.曾秀萍(国立台湾師範大学)

「台湾本土の民俗とクィアのディアスポラ、トラウマとその修復―陰と陽、生と死を越境する台湾の下層階級クィア映画について」

コメンテーター:劉靈均(大阪公立大学)

2.林莉莉(国立台湾師範大学大学院生)

「台湾家父長制度下における同性愛者の「家逐い」トラウマ―陳俊志『台北爸爸 紐約媽媽』を例として」

コメンテーター:劉靈均(大阪公立大学)

3.宋元祺(関西学院大学大学院生)

「朱西甯「鉄漿」時期の作品における打算的な小市民像―「大布袋戯」「余燼」をめぐって」

コメンテーター:王恵珍(国立清華大学)

11:50~13:00  昼食

13:00~14:45  午後の部(研究発表)  司会:今井淳雄(天理大学)

1.黄美恵(中国文化大学)

「台湾人元日本兵に関する補償問題―日本政府の対応を中心に」

コメンテーター:松田ヒロ子(神戸学院大学)

2.呉素汝(東海大学)

「人口構成の変化から見る台湾「伝統市場」での使用言語」

コメンテーター:中川仁(明海大学) 

3.沈美雪(中国文化大学)

「日本統治期における「本島人」俳句作家の戦争俳句―皇民化政策が俳句に与えた影響」

コメンテーター:高橋明郎(香川大学)

14:45~15:00  休憩

15:00~16:00  講演

森美根子(台湾協会)

「台湾美術―その歩みに刻まれた日台の絆」

司会:前田均(天理大学)

16:00~  総会、記念撮影(研究棟正面玄関前階段)

18:00~  懇親会(パークサイドビレッジ)*事前申込制

2022年度 第31回研究大会

日時:2022年7月2日(土)

場所:天理大学(本館3階、第一会議室)における対面およびオンライン(Zoom)を併用したハイブリッド開催

10:10 オンライン入室・受付開始

10:25 開会

10:30~11:40 午前の部  司会:山本和行(天理大学)

1.関本克良(天理大学)

「台湾における社区発展研究の学術的位置づけに関する考察」

コメンテーター:今井淳雄(天理大学)

2.羅濟立(東呉大学)

「台湾人日本語学習者のもつ読解ストラテジー」

コメンテーター:陳毓敏(中国文化大学)

11:40~12:40  休憩

12:40~13:50  午後の部  司会:山本和行(天理大学)

1.沈美雪(中国文化大学)

「日本統治期における台湾俳人の銃後俳句―王碧蕉の作品と言説を中心に」

コメンテーター:邱若山(静宜大学)

2.王恵珍(国立清華大学)

「戦後台湾における黄霊芝の友人関係と翻訳活動」

コメンテーター:廖秀娟(元智大学)

13:50~14:10  休憩

14:10~15:10  記念講演

澤井律之(京都光華女子大学)

「台湾文学を求めて―鍾理和、葉石濤、鍾肇政、鄭烱明から『台湾文藝』の創刊に遡及する」

司会:野間信幸(東洋大学)

15:10~  会員総会

2021年度 第30回研究大会

日時:2021年7月3日(土)

場所:オンライン開催(Zoomミーティング使用)

9:45 オンライン入室開始

10:00 開会

10:05~11:50 午前の部  司会:今井淳雄(天理大学)

1.白春燕(静宜大学)

「彰化「黒色青年」の成立とその意義」

コメンテーター:下村作次郎(天理大学)

2.大岡響子(国際基督教大学)

「植民地台湾における内地国語教員の活動とその受容 ―芦田恵之助の教壇行脚を中心に」

コメンテーター:山本和行(天理大学)

3.羅濟立(東呉大学)

「台湾人日本語学習者の読解不安についての事例研究」

コメンテーター:菊池律之(天理大学)

11:50~12:50  休憩

12:50~14:00  午後の部  司会:山本和行(天理大学)

1.中澤信幸(山形大学)

「王育徳の閩音系音韻体系再考 ―『閩音系研究』第3章」

コメンテーター:羅濟立(東呉大学)

2.金子昭(天理大学)

「台湾社会におけるジェンダー意識の高揚と仏教尼僧の活躍 ―昭慧法師による社会活動事例を通して」

コメンテーター:劉靈均(相模女子大学)

14:00~14:15  休憩

14:15~15:45  記念講演「台湾文学・台湾原住民文学の現在」

林淇瀁(国立台北教育大学)

「為台灣歷史和土地書寫 ―我的後殖民創作心路」

司会:下村作次郎(天理大学)

楊翠(国立東華大学)

「兩條回家的路 ―台灣原住民女性文學的豐富圖景與研究心路」

司会:魚住悦子(天理大学)

15:45~  会員総会

2019年度 第29回研究大会

日時:2019年7月6日(土)

場所:天理大学研究棟3階 第1会議室

9:00  受付開始

9:25  開会

9:30~11:50 午前の部(研究発表)  司会:塚本善也(中国文化大学)

1.大岡響子(東京大学大学院)

「台湾における綴方教育の展開に関する一考察―1930年代以降の教員による議論に着目して」

コメンテーター:須永哲思(京都外国語大学)

2.中澤信幸(山形大学)

「王育徳の閩音系分布概況および親疎関係研究再考―『閩音系研究』第1・2章」

コメンテーター:多田恵(桜美林大学)

3.呉素汝(天理大学)

「現代台湾における「国語」の様相についての一考察」

コメンテーター:堤智子(天理大学)

4.簡月真(国立東華大学)

「宜蘭クレオールの「形容詞」―日本語とアタヤル語との接触」

コメンテーター:前田均(天理大学)

11:50~12:50  昼食

12:50~15:10  午後の部(研究発表)  司会:今井淳雄(天理大学)

1.白春燕(国立清華大学大学院)

「台湾における1929年戯曲論争の経緯とその意義」

コメンテーター:澤井律之(京都光華女子大学)

2.簡中昊(国立屏東大学)

「葉歩月研究―初期作「一船医の手記」と「結婚記念日」を中心に」

コメンテーター:下村作次郎(天理大学)

3.沈美雪(中国文化大学)

「高浜虚子と山本孕江―昭和期の台湾俳人は「熱帯季題」をどう見ていたか」

コメンテーター:河原功(台湾協会)

4.鄭正浩(元ノートルダム清心女子大学)

「日本統治初期雲林地方における「匪賊」の乱と紳士の役割―『雲林記』の記述から鄭芳春らの事績を検証する」

コメンテーター:張良澤(真理大学)

15:10~15:30  休憩

15:30~16:30  講演

藤井健志(東京学芸大学)

「天理教における普遍主義とその課題―台湾を中心とした海外布教の視点から」

司会:佐藤浩司(天理大学)

16:30~  総会、記念撮影(研究棟正面玄関前階段)

17:30~  懇親会(ウェルカムハウス・コトブキ)

2018年度 第28回研究大会

日時:2018年6月30日(土)

場所:天理大学研究棟3階 第1会議室

9:30  受付開始

9:50  開会

10:00~12:20 午前の部(研究発表)

1.山本和行(天理大学)

「1930年代以降における芝山巌の位置―学校教育とのかかわりを中心に」

司会:冨田哲(淡江大学)

2.土屋真一(明海大学大学院)

「『臺灣日日新報』にみる章炳麟―『民報』期の言語観へのつながりとして」

司会:冨田哲(淡江大学)

3.中澤信幸(山形大学)

「20世紀初頭の台湾語辞書に見られる語彙の残存状況について」

司会:中川仁(明海大学)

4.簡月真(国立東華大学)

「日本語を上層言語とする宜蘭クレオールのモダリティ」

司会:前田均(天理大学)

12:20~13:30  昼食

13:30~15:15  午後の部(研究発表)

1.翁柏叡(銘伝大学大学院)

「楊逵「自由労働者の生活断面―どうすれあ餓死しねえんだ?」の創作背景―日本を中心に」

司会:河原功(台湾協会)

2.松尾直太(実践大学)

「濱田隼雄の引揚者表象作品の一考察―「愛情回帰」を例に」

司会:野間信幸(東洋大学)

3.王恵珍(国立清華大学)

「戦後、台湾文壇に復帰した龍瑛宗の文学活動に関する考察」

司会:松尾直太(実践大学)

15:15~15:30  休憩

15:30~16:30  講演

魚住悦子(天理大学)

「タマラカウの視点 原住民作家パタイの創作」

司会:王恵珍(国立清華大学)

16:30~  総会、記念撮影(研究棟正面玄関前階段)

17:30~  懇親会(ウエルカムハウス・コトブキ)

2017年度 第27回研究大会

日時:2017年7月1日(土)

場所:天理大学研究棟三階 第一会議室・第二会議室

9:30  受付開始

9:50  開会

10:00~12:20 午前の部(研究発表A・B)

【研究発表A 第一会議室】

1.張家禎(大阪大学大学院)

「日本各地の文学館に見られる「台湾」」

司会:河原功(台湾協会)

2.黄耀儀(台湾首府大学)

「『アンドロメダ』における西川満の天后会の媽祖信仰―スピリチュアリティの視点から分析の試み」

司会:澤井律之(京都光華女子大学)

3.松尾直太(呉鳳科技大学)

「引揚後の濱田隼雄の伝記的考察―名取高校時代を対象として」

司会:廖秀娟(元智大学)

4.廖秀娟(元智大学)

「真杉静枝「リオン・ハヨンの谿」「ことづけ」論―〈白百合〉を手がかりとして」

司会:下村作次郎(天理大学)

【研究発表B 第二会議室】

1.中澤信幸(山形大学)・岩城裕之(高知大学)

「東方孝義編『台日新辞書』所収語彙の特徴」

司会:前田均(天理大学)

2.王珮瑜(長栄大学)

「台湾から日本へのワーキングホリディー制度利用者の生活構造」

司会:堤智子(天理大学)

3.桂田愛(静宜大学)

「海外の大学における留学生受け入れ制度に関する一考察」

司会:菊池律之(天理大学)

4.清水勝彦(元朝日新聞社)

「台湾における終末期医療の法制化について―ホスピス緩和医療法から患者自主権法へ」

司会:金子昭(天理大学)

12:20~13:30  昼食

13:30~14:40  午後の部(研究発表C 第一会議室)

1.塚本善也(中国文化大学)

「エリセーエフの台湾訪問にまつわる問題とその検討」

司会:早坂文吉(天理参考館)

2.邱若山(静宜大学)

「台湾における下村海南―民政長官としての治績について」

司会:山本和行(天理大学)

14:40~15:00  休憩

15:00~16:00  講演(第一会議室)

佐藤浩司(天理大学)

「台湾の道教とシャーマニズム」

司会:鄭正浩(元ノートルダム清心女子大学)

16:00~  総会、記念撮影(研究棟正面玄関前階段)

17:00~  懇親会(ウエルカムハウス・コトブキ)

*懇親会に先立ち「塚本照和先生を偲ぶ時間」(30分)を設けました。

2016年度 第26回研究大会

日時:2016年7月2日(土)

場所:天理大学 研究棟3階 第1会議室(奈良県天理市杣之内町1050)

9:30  受付開始

9:50  開会

10:00~11:45 午前の部(研究発表A)

1.中澤信幸(山形大学)

「台湾語母語話者と日本漢字音」

司会:中川仁(明海大学)

2.林長河(銘傳大学)

「台湾の日本語学科における自国文化に関する科目のコースデザイン―現状と課題」

司会:前田均(天理大学)

3.賴錦雀(東呉大学)

「何故、ベトナムはできて、台湾はできないのか―台湾における日本語教育環境についての考察」

司会:菊池律之(天理大学)

11:45~13:00  昼食

13:00~15:20 午後の部(研究発表B)

1.劉怡臻(明治大学大学院生)

「台湾詩人呉瀛濤における石川啄木の受容をめぐって」

司会:王恵珍(国立清華大学)

2.松尾直太(呉鳳科技大学)

「引揚後の濱田隼雄の中央志向をめぐる考察」

司会:邱若山(静宜大学)

3.王恵珍(国立清華大学)

「翻訳を通じて台湾に回帰した西川満の文学」

司会:中島利郎(岐阜聖徳学園大学)

4.清水勝彦(元朝日新聞社)

「台湾と中国の宗教交流を中国の統一戦線工作から考察する」

司会:今井淳雄(天理大学)

15:20~15:40 休憩

15:40~16:40 講演

野間信幸(東洋大学)

「張文環作品の舞台を訪ねる」

司会:中島利郎(岐阜聖徳学園大学)

16:40~  総会(第1会議室)、記念撮影(研究棟正面玄関前階段)

17:40~  懇親会(ウェルカムハウス・コトブキ)

2015年度 第25回記念研究大会

【主催】天理台湾学会

【後援】公益財団法人交流協会、台北駐大阪経済文化弁事処、天理大学中国文化研究会、天理大学

【日時】2015年6月27日(土)・28日(日)

【場所】天理大学ふるさと会館(27日)、天理大学研究棟3階(28日)

【参加費】無料(27日)、1,000円(28日)

【プログラム】

6月27日(土)

フォーラム「台湾の伝道宗教―歴史と現在、及びその展望」

台湾は宗教のデパートと言われるほど、多彩な宗教文化があります。本フォーラムでは、その中でもとくに伝道活動を広く展開している諸宗教に焦点を当て、その歴史を振り返り、現在の動向を捉え、将来を探る試みを行います。三濱善朗・前天理教台湾伝道庁庁長による基調講演の後、日本及び台湾の研究者により、台湾の伝道宗教について課題を整理し、展望を論じます。

12:30  受付開始

13:00  開会 総合司会:山本和行(天理大学)

 挨拶  飯降政彦(天理大学学長)

 趣旨説明 金子昭(天理大学)

13:10~14:00  基調講演

三濱善朗(前天理教台湾伝道庁庁長)

「天理教の台湾伝道を振り返って」

14:00~14:10  休憩

14:10~16:00  発題

1.張馨方(国立政治大学大学院生)

「台湾の新宗教の伝道―唯心聖教的教理與傳道」

2.金子昭(天理大学)

「台湾のキリスト教の伝道―とくに先住民キリスト教会をめぐって」

3.謝世維(国立政治大学)

「台湾の新道教の伝道―新道教的斗科與傳道」

4.佐藤浩司(天理大学)

「台湾における天理教の伝道―その歴史・現在・展望」

5.村島健司(関西学院大学)

「台湾の新仏教の伝道―慈済会の災害復興と文化的再開発をめぐって」

16:00~16:10  休憩

16:10~17:00  総合討議  司会:高佳芳(天理大学)

18:00~  懇親会(ウエルカムハウス・コトブキ)

6月28日(日)

研究発表、新書発表、講演、シンポジウム

9:00  受付開始

9:20  開会(第1会議室)

9:30~11:45 研究発表(第1会議室、第2会議室、第3会議室、537演習室)

〈研究発表A 第1会議室〉

1.張家禎(大阪大学大学院生)

「日本統治時代前期の台湾先住民像―安藤盛、中村古峡を中心に」

司会:河原功(台湾協会)

2.簡中昊(総合研究大学院大学大学院生)

「坂口䙥子の台湾経験とその「蕃地」作品への試論―『時計草』と『蕃地』を中心に」

司会:野間信幸(東洋大学)

3.増田周子(関西大学)

「佐藤愛子『スニヨンの一生』論―戦争の残した傷跡」

司会:澤井律之(京都光華女子大学)

4.邱若山(静宜大学)

「台湾と下村海南―佐藤春夫に関わりながら」

司会:河原功(台湾協会)

〈研究発表B 第2会議室〉

1.林麗英(国立民族学博物館)

「グローバル化のなかの台湾の原住民族文化遺産の保存と継承についての考察」

司会:魚住悦子(天理大学)

2.塚本善也(中国文化大学)

「ロシアの台湾原住民族研究史概観」

司会:金子昭(天理大学)

3.鍾淑敏(中央研究院台湾史研究所)・許賢瑤(天理大学・中国文化大学)

「中村孝志教授と台湾史研究」

司会:下村作次郎(天理大学)

〈研究発表C 第3会議室〉

1.冨田哲(淡江大学)

「日本統治下台湾の伝統知と鷹取田一郎」

司会:山本和行(天理大学)

2.工藤貴正(愛知県立大学)

「『台湾民報』に散見する大正生命主義の意義―台湾における所謂「中国新文学運動」成果の受容を検討の軸に」

司会:中島利郎(岐阜聖徳学園大学)

3.林素幸(国立台南芸術大学)

「風雨中的寧静―蔡草如筆墨世界之探索」

司会:森美根子(台湾協会)

〈研究発表D 537演習室〉

1.呉素汝(大阪大学大学院生)

「台湾における郷土言語の習得と使用に影響を与える要因―嘉義県内3校の小学校高学年の児童を対象に」

司会:堤智子(天理大学)

2.中澤信幸(山形大学)

「台湾人日本語学習者と台湾語音―母語意識・居住地域等との相関から」

司会:菊池律之(天理大学)

3.羅濟立(東呉大学)

「日本語教育における「日閩客共通語彙」の収集と解析―台湾で音借された日本語を中心に」

司会:中川仁(明海大学)

11:45~13:00  昼食

13:00~13:20  新書発表(第1会議室)

張良澤(真理大学)

13:20~14:20  講演(第1会議室)

岡崎郁子(吉備国際大学)

「1970年代の国立台湾大学と留学生」

司会:下村作次郎(天理大学)

14:20~14:40  休憩

14:40~16:20  シンポジウム(第1会議室)

「「過去最良の関係」―その現状と未来を考える」

パネリスト 楊鈞池(国立高雄大学)

      野嶋剛(アエラ編集部)

      吉村剛史(産経新聞社)

本シンポジウムでは、「過去最良の状態」と称された日台関係がひとつの節目を迎えるにあたり、台湾の気鋭の政治学者、日本を代表するメディアの元台北支局長を招いて、その現状を確認し、未来を展望する。日台関係を新たに「発見」し、その行方を考えるための指針を得られる場としたい。

司会:松本充豊(京都女子大学)

16:20~  総会、記念撮影(研究棟正面玄関前階段)

2014年度 第24回研究大会

日時:2014年6月28日(土)

場所:天理大学 研究棟3階 第1、2会議室(奈良県天理市杣之内町1050)

9:30  受付開始

9:50  開会

10:00~11:45 午前の部(研究発表A、B)

【研究発表A 第1会議室】

1. 張家禎(大阪大学大学院)

「「毒舌評論家」杉山平助の台湾論」

司会:中島利郎(岐阜聖徳学園大学)

2. 松尾直太(呉鳳科技大学)

「台湾から引揚後の濱田隼雄」

司会:河原功(台湾協会)

3. 邱若山(静宜大学)

「日本近代文学に描かれた「阿里山森林鉄道」」

司会:塚本善也(中国文化大学)

【研究発表B 第2会議室】

1. 蔡宗豪(国立高雄第一科技大学)

「台湾人日本語学習者における長音の産出について」

司会:前田均(天理大学)

2. 磯田一雄(大阪経済法科大学)

「台湾における日本語俳句受容の特徴―朝鮮・韓国との比較から」

司会:三嶋健男(元天理大学)

3. 林長河(銘傳大学)

「自国文化紹介のシラバス作成のためのニーズ調査―バンカ龍山寺を例に」

司会:魚住悦子(天理大学)

11:45~13:00  昼食

13:00~13:20 新書発表(第1会議室)

中島利郎・河原功・下村作次郎編『台湾近現代文学史』研文出版、2014年

河原功(台湾協会)

中島利郎(岐阜聖徳学園大学)

13:20~15:40 午後の部(研究発表C 第1会議室)

1. 林雨璇(一橋大学大学院)

「台湾の民間宗教における物質性と社会性―台南の打城(パーシャー)儀礼を事例として」

司会:鄭正浩(元ノートルダム清心女子大学)

2. 黄柏棋(国立政治大学)

「論祖先與祖靈」

司会:鄭正浩(元ノートルダム清心女子大学)

3. 塚本善也(中国文化大学)

「「マーヤ」をめぐる一考察―伝説はどう語られたか」

司会:下村作次郎(天理大学)

4. 金子昭(天理大学)

「台湾の“無縁社会”における宗教者の開拓伝道と支援活動―台北神愛教会/台北市先住民ケア協会の挑戦」

司会:佐藤浩司(天理大学)

15:40~16:00  休憩

16:00~17:00 講演(第1会議室)

檜山幸夫(中京大学社会科学研究所台湾史研究センター長)

「台湾総督府文書と台湾史研究」

司会:佐藤浩司(天理大学)

 17:00~  総会(第1会議室)、記念撮影(研究棟正面玄関前階段)

 18:00~  懇親会(ウェルカムハウス・コトブキ)

2013年度 第23回研究大会

日時:2013年6月29日(土)

場所:天理大学 研究棟3階 第1、2会議室(奈良県天理市杣之内町1050)

9:30  受付開始

9:50  開会

10:00~11:45 午前の部(研究発表A、B)

【研究発表A 第1会議室】

1. 凃玉盞(中国文化大学)

「長西の浄土思想における信と行」

司会:佐藤浩司(天理大学)

2. 金子昭(天理大学)

「仏教慈済基金会による東日本大震災支援―大規模な義援金配布活動とその後の継続支援状況―」

司会:高佳芳(天理大学)

3. 謝世維(国立政治大学)

「道法と図文:台南和意堂の研究」

司会:鄭正浩(元ノートルダム清心女子大学)

【研究発表B 第2会議室】

1. 呉素汝(大阪大学大学院)

「閩南系台湾人の使用言語の選択における要因―台北、台中、嘉義の3地域からみる―」

司会:前田均(天理大学)

2. 山本和行(天理大学)

「日本統治初期における学校儀式の形成―「六氏先生」をめぐって―」

司会:魚住悦子(国際交流基金)

3. 松本充豊(天理大学)

「政権移行期の中台関係」

司会:菊池律之(天理大学)

11:45~13:00  昼食

13:00~15:20 午後の部(研究発表C 第1会議室)

1. 川瀬健一(東洋思想研究所)

「日本統治時代に上映された伝染病予防映画を中心に」

司会:岡崎郁子(吉備国際大学)

2. 廖秀娟(元智大学)

「坂口れい子『灯』論―銃後の妻から―」

司会:河原功(台湾協会)

3.王恵珍(国立清華大学)

「想像と創造の植民地文学―台湾人および朝鮮人の日本語作家と帝国の読者、30年代前半の日本語雑誌を中心として―」

司会:野間信幸(東洋大学)

4. 磯田一雄(大阪経済法科大学)

「皇民化期における台湾人の俳句習得過程の実際」

司会:三嶋健男(天理大学)

15:20~15:40  休憩

15:40~16:40 特別研究発表(第1会議室)

邱若山(静宜大学)

「台湾と佐藤春夫―1920年、そのアジア観・文明観形成の旅―」

司会:下村作次郎(天理大学)

16:40~  総会(第1会議室)、記念撮影(研究棟正面玄関前階段)

17:40~  懇親会(ウェルカムハウス・コトブキ)

2012年度 第22回研究大会

日時:2012年6月30日(土)

場所:天理大学研究棟3階第1会議室

9:30  受付開始

9:50  開会

10:00~12:00 午前の部

1. 山西弘朗(東京外国語大学大学院)

「台湾における天理教の戦前・戦後の連続と非連続―嘉義東門教会と斗六教会の比較から―」

司会:佐藤浩司(天理大学)

2. 川瀬健一(東洋思想研究所)

「戦後、台湾で上映された映画の研究―二・二八前後の映画上映状況―」

司会:松本充豊(天理大学)

3. 張桂娥(東呉大学)

「2000年以降台湾における日本児童文学作品の翻訳受容について―デジタルネイティブ世代の読書離れ減少に歯止めをかける出版戦略を中心に―」

司会:成實朋子(大阪教育大学)

12:00~13:30 昼食

13:30~14:50 午後の部

1. 莫素微(中華科技大学)

「「逞しき群像」―周金波の未完成と完成―」

司会:河原功(東京大学)

2. 中島利郎(岐阜聖徳学園大学)

「川合三良と立川三夫―その台湾時代―」

司会:澤井律之(京都光華女子大学)

14:50~15:20 休憩

15:20~16:20 特別研究発表

磯田一雄

「植民地教育史研究と台湾歌人」

司会:前田均(天理大学)

16:20~ 総会、記念撮影(研究棟正面玄関前階段)

17:30~ 懇親会(ウェルカムハウス・コトブキ)

2011年度 第21回研究大会

日時:2011年7月2日(土)

場所:天理大学研究棟3階第1、2会議室

9:30  受付開始

9:50  開会

10:00~12:20 午前の部(研究発表A、B)

<研究発表A 第1会議室>

1. 楊淑華(国立台中教育大学)

「台湾物産に関する記述に見えたエスニック境界―伊能嘉矩の『台湾文化志』から見る」

司会:堤 智子(天理大学)

2. 横路啓子(輔仁大学)

「台湾プロレタリア文学試論―藤原泉三郎を中心に」

司会:河原功(東京大学)

3. 川瀬健一(東洋思想研究所)

「戦後、台湾で上映された映画の研究―1946(民国35)年4月~12月を中心に」

司会:深川治道(天理大学)

4. 磯田一雄(大阪経済法科大学)

「創設期の台北俳句会と『台北俳句集』―俳句会としての独立性をめぐって」

司会:三嶋健男(天理大学)

<研究発表B 第2会議室>

1. 新留修一(国立台湾大学院生)

「日本語・英語・中国語の色に関する感情比喩表現の一考察―普遍性と文化的差異に注目して」

司会:前田均(天理大学)

2. 山本和行(天理大学)

「国語伝習所・公学校設置過程における台湾住民の「受容」」

司会:磯田一雄(大阪経済法科大学)

3. 羅濟立(東呉大学)

「統治中後期の客家語の日本語借用語―『警友』雑誌をデータに」

司会:中川仁(明海大学)

4. 黄意雯(文藻外語学院)

「台湾における日本語借用現象―文学作品による縦断研究」

司会:片田康明(天理大学)

12:20~13:30 昼食

13:30~15:15 午後の部(研究発表C 第1会議室)

1. 山西弘朗(国立政治大学院生)

「日本統治期台湾における天理教の布教状況について―統計報告書・新聞記事から」

司会:佐藤浩司(天理大学)

2. 松本充豊(天理大学)

「馬英九政権と台湾の民主主義」

司会:野嶋剛(朝日新聞社)

3. 張良澤(真理大学)・高尾美穂

「梅村香堂先生の『台湾清遊画帖』について」

司会:森美根子(了徳寺大学)

15:15~15:30 休憩

15:30~16:30 特別研究発表(第1会議室)

鄭正浩

「民間宗教の祭祀儀礼と台湾社会」

司会:佐藤浩司(天理大学)

16:30~ 総会、記念撮影(研究棟正面玄関前階段)

17:30~ 懇親会(ウェルカムハウス・コトブキ)

2010年度 第20回記念研究大会

台灣研究的國際化與深化―天理台灣學會第20屆國際學術紀念大會―
The Internationalization and Deepening of Taiwan Studies 20th International Conference of the Tenri Association for TaiwanStudies

主催:天理台湾学会、中国文化大学

共催:天理大学、財団法人交流協会、中華民国教育部、行政院原住民族委員会、国立台湾文学館

記念講演会

日時:2010年9月10日(金)14:00~17:00

場所:国立台湾大学図書館国際会議廳

[祝辞]

陳 雪華(国立台湾大学図書館長)

[講演]

鄧 相揚(台湾打里摺文化協会理事長)

「天理大学参考館所蔵「臺灣岸裡文書」的学術価値」

下村作次郎(天理大学、天理台湾学会会長)

「翻訳で読む台湾原住民文学(従翻訳来看台湾原住民文学)」

懇親会

日時:2010年9月10日(金)17:30~

会場:国立台湾大学第1学生活動中心

懇親会費:一般NT500元、学生NT300元

研究発表

日時:2010年9月11日(土)9:30~16:30

12:15~13:30 昼食・理事会

14:50~15:10 コーヒーブレイク

場所:中国文化大学暁峰紀念館國際會議廳(台北市陽明山)

参加費:無料

プログラム

受付9:00

開会・挨拶9:40

[祝辞]

呉 萬益(中国文化大学校長)

飯降政彦(天理大学学長)

第1分科会(中国語)10:00~12:15

座長:張 文薫(国立台湾大学)

・柳 書琴(国立清華大学) 「傾斜的城市:殖民空間裡的上海・台北想像」

・陳 運陞(国立清華大学) 「蜃気楼都市-古丁創作中的都市空間再現」

・蔡 文斌(国立清華大学) 「螻蟻之志・何以成城?-一析論楊逵≪三国志物語≫的譯寫策略兼及戦争期知識分子的精神状況」

・王 恵珍(国立清華大学) 「老兵不死:試論50、60年代台湾日語作家的文化活動」

第2分科会(日本語・中国語) 13:30 ~16:30

座長:柳 書琴(国立清華大学)

・森岡ゆかり(近畿大学) 「石橋雲来編『台湾詩』第一集をめぐって」

・邱 若山(静宜大学) 「佐藤春夫と台湾-臨川版定本全集未収のもの、その他」

・横路啓子(輔仁大学) 「藤原泉三郎試論」

・劉 海燕(名古屋大学) 「『台湾民報』と台湾新文学」

・Tommy McClellan(The University of Edinburgh) 「愛爾蘭、臺灣両地文:試比較John B. Keane與鍾理和郷士文学」

第3分科会(日本語) 10:00~12:15

座長:李 文茹(淡江大学)

・塚本善也(中国文化大学) 「ネフスキイ『ツォウ語方言資料』の諸問題-その内容構成および課題意識について」

・田中梓都美(関西大学) 「歴史学者・伊能嘉矩という視点-幼少期を中心に」

・松崎寛子(東京大学) 「異邦人としての台湾アイデンティティ:鄭清文『舊金山-一九七二』における在米台湾人留学生像」

・川瀬健一(東洋思想研究所) 「『サヨンの鐘』が台湾で上映されなかったのは、何故か」

第4分科会(日本語・中国語) 10:00~12:15 / 13:30~14:50

座長:鄭 正浩(ノートルダム清心女子大学)・深川治道(天理大学)

・佐藤浩司(天理大学) 「日本統治期台湾における寺廟整理」

・鄭 正浩(ノートルダム清心女子大学) 「臺灣民間辟邪物與漢人社会辟邪思想之探討」

・高 佳芳(天理大学) 「台灣傳道一世紀的天理教-高山布教的檢討和今後的課題」

・張 家麟(真理大学)・蔡 秀菁(台湾師範大学) 「善書的信仰体系與社会穏定-台湾地区信徒対≪太上感応篇≫信仰認同與実践的実証分析」

・謝 世維(国立政治大学宗教研究所) 「南臺灣法教傳承與儀式初探:以醒心壇與和意堂為中心」

第5分科会(中国語) 13:30~16:30

座長:張 良澤(真理大学)

・許 賢瑶(中国文化大学) 「日治時代台灣的包種茶業」

・羅 濟立(東呉大学) 「日治初期客語中的日語借詞:以≪広東語集成≫(1917年)為例」

・鄭 芷芸(世界宗教博物館発展基金会) 「臺日籤詩文化中的文学性研究-以≪観音籤詩一百首≫及≪元三大師百御籤≫為例」

・林 盈均(嘉南薬理科技大学) 「台湾における幼児教育に関する「幼稚園課程標準」の変遷」

第6分科会(日本語) 10:00~12:15 / 13:30~16:30

座長:陳 萬益(国立清華大学)・王 恵珍(国立清華大学) 

・中島利郎(岐阜聖徳学園大学) 基調報告「台湾文学史の構想」

・野間信幸(東洋大学) 「張文環の描く家族史」

・河原 功(東京大学) 「1930年代から40年代の台湾文学」

・中島利郎(岐阜聖徳学園大学) 「台湾文学における日本人作家の位置」

・澤井律之(京都光華女子大学) 「鍾肇政の日本観」

・岡崎郁子(吉備国際大学) 「戒厳令下の日本語文芸-60年代の黄霊芝を中心に」

・三木直大(広島大学) 「台湾現代詩の成立と展開」

・魚住悦子(国際交流基金) 「台湾原住民族文学史・長編小説の誕生 ― 『域外夢痕』から『笛鸛 大巴六九部落之大正年間』へ―」

総会、記念撮影16:45~

2009年度 第19回研究大会

<午前の部 研究発表A 第1会議室>

1. 金 想容(大阪大学言語文化研究科)

「現代台湾における「日本発ポピュラー文化」の再構築― 台湾「偶像劇」の考察を中心に」

司会:前田 均(天理大学)

2. 許 容敏(中国文化大学日本語文学系)

「台湾における「尼特(ニート)族」の諸問題」

司会:金子 昭(天理大学)

3. 葉 憲峻(国立台中教育大学通識教育中心)

「第2次世界大戦前後の台湾における「日本皇民化」及び「中国化」教育(1941~1949) 初頭教育の比較」

司会:中川 仁(明海大学)

<午前の部 研究発表B 第2会議室>

1. 林 盈萱(大阪大学言語文化研究科)

「台湾人日本語学習者に対する学習ストラテジートレーニング ― 教育デザインによる影響と学習ストラテジー調整における個人差に注目して」

司会:堤 智子(天理大学)

2. 横路啓子(輔仁大学日本語文学科)

「日本プロレテリア文学の台湾へのルート―『台湾日日新報』(1926~1935)を例に」

司会:野間信幸(東洋大学)

3. 高坂嘉玲(真理大学語文学部台湾文学学科)

「亡妻記」の表と裏 ―『呉新栄日記全集』より論ずる」

司会:河原 功(成蹊高等学校)

<午後の部 研究発表C 第1会議室>

1. 張 家麟(真理大学宗教学科)

「宗教儀礼シンクレティズムと宗教発展 ― 台湾における民間信仰の儀礼進化の例より(融合與発展 ― 以台湾民間信仰儀式変遷為例)」·

司会:鄭 正浩(ノートルダム清心女子大学)

2. 磯田一雄(大阪経済法科大学)

「「蕃人公学校」と「蕃童教育所」で使用されていた国語教科書 ― 登場人物を中心に」

司会:前田 均(天理大学)

<午後の部 研究発表D 第2会議室>

1. 羅 濟立(東呉大学日本語文学科)

「『警友』における台湾客家語の四県音と海陸音 ― 統治後期植民地警察による客家語音韻認識の一側面」

司会:村上嘉英(天理大学)

2. 洪 惟仁(国立台中教育大学台湾語文学系)

「台湾の言語地理学はどこまで進んだか」

司会:村上嘉英(天理大学)

3. 張 桂娥(致理技術学院)

「台湾におけるエンターテインメント読書の可能性 ― 日本児童文学のエンターテイメント観の変遷からみる講談社『青い鳥文庫』の翻訳受容」

司会:岡崎郁子(吉備国際大学)

【特別研究発表】

魏 徳文(台湾・南天書局)

「画像と文学 ―日本統治期台湾に関する地図と写真」(畫像與文學 ― 日本統治期台灣相關地圖與照片)

司会:中島利郎(岐阜聖徳学園大学)

2008年度 第18回研究大会

9:30 受付

9:50 開会(研究棟3階第1会議室)

10:00~12:00 午前の部 研究発表(文学、研究棟3階第1会議室)

1.劉 海燕(名古屋大学院生)「台湾新文学初期の小説 ― 「犬羊禍」について」

2.許 時嘉(名古屋大学院生)「『台湾協会会報』の言語使用とその意図」

3.莫 素微(中華技術学院)「戦争、階級與現代性 ― 周金波<志願兵>與公民地位之追尋」

10:00~12:00 午前の部 研究発表(教育、研究棟3階第2会議室)

1. 柳 蕙心(大阪外国語大学院生)「釈聖厳の日本留学について」

2. 許 雅女尼(早稲田大学院生)「日治時代後期(1930-1945)における台湾原住民教育― 「教育所」の役割」

3. 堤 智子(天理大学)「戦後台湾の言語状況 ― 媒介後としての日本語」

4. 白柳弘幸(玉川大学教育博物館)「玉川大学教育博物館所蔵教育史資料について」

 

12:00~13:30 休憩(昼食)、理事会

13:30~14:30 午後の部 研究発表(文化、第1会議室)

1. 川瀬健一(東洋思想研究所)「日本時代における台湾人の映画鑑賞の状況」

2. 角南聡一郎(元興寺文化財研究所)「台湾永代供養墓の現在」

 

14:30~15:00 休憩

 

15:00~16:30 特別記念講演

林 鋒雄(国立台北大学)「台湾民間戯曲的変與不変」

16:30~ 総会、記念撮影

18:00~ 懇親会(ウェルカムハウス・コトブキ)

第17回以前の大会プログラムについては整理中です。